参考資料です
私の学習資料は、次のような勉強の進め方を想定して作成してあります。追求の課題を「農家はどういうふうに美味しい栗作りに取り組んでいるか」です。できるだけ実物に触れ、体験し「子ども達が、自ら探求できる」よう考えてみました。みなさんと子ども、保護者の学びの中で更に豊になると思っています。
<資料>
DVD=「人生の楽園」
インターネット=このHP
テキスト=郷土学習資料(教育研修所編)
絵本=「クリの絵本」著者 荒木斉 出版社 農村漁村文化協会
美味しい栗をつくるために
①美味しくて、病気に強く、たくさんなる品種を選ぶ
②排水性が良く、深くまで根をはれる土地
③日光が木に中まで届くようにする剪定(光合成を活発にする)
④樹齢に合わせた剪定(低樹高、超低樹高剪定)
⑤適切な防除(害虫を防ぐ)
⑥木の生育に合わせた肥料
⑦午前中に毎日収穫する(クリは高温になると腐敗率が高くなる)
⑧水による比重選別(水に浮く栗はデンプンが少なく、果肉が白くてゴジゴジする)
⑨虫栗、病気の栗を確実に取り除く
⑩収穫後は速やかに冷蔵保管する(栗は高温に弱い。冷蔵することで甘くなる)
⑪栗は、品種により特性が大きく違います。特性に応じた用途をお客様に伝える。
西小学校、竹入先生、中島先生が実施して下さった事前調査です。「4割の子ども達は、自分の家で、栗料理を食べたことがない」という実態から出発する必要があるように思いました。子どもの足場から学習を考える上で貴重な調査だと思います。
当日は、クラス別、班別に分かれて体験学習をします。担任の先生は、それぞれのクラスについて指導をお願いします。はやし農場では、元教員のスタッフをそれぞれのクラスにつけ、案内をします。